2022/09/26 17:48



今や100円ショップでも取り扱われるようになったフライパン。

キャンプでは、特にこだわりなく使っていてもいいんです。いっそのこと自宅で使っているものを持参してもいいでしょう。

だけどせっかくのキャンプ、せっかくの特別な料理、ちょっとこだわったフライパンでカッコつけてみたくないですか?

素敵な写真なんかも撮ってみたくなりませんか?

そんなあなたにおすすめなのが、Turkのクラシックフライパンです。

キャンパーのみならず料理好きも憧れのTurkのクラシックフライパンは大量生産品と異なり、創業から動かしている専用の機械とその機械を扱える熟練の職人にしか作れないものなのです。

そんなフライパンをサッと取り出してカッコよくふるい、無骨でおしゃれなフライパンごとテーブルに料理を出す、そんなキャンプ。
う〜〜ん絵になる、かっこいい!

今回は武骨かっこいいTurkのクラシックフライパンについて詳しく掘り下げ、キャンプにおすすめのサイズもお教えします!

Turkって?

Turk(ターク)とは、1857年ドイツで誕生したメーカーです。

会社を立ち上げたのは熟練の鍛治職人「アルバート=カール・ターク」。

鉄製品製造の中心であり鉱山のあるルール地方に工場を構え、代々技術を受け継ぎ今日もフライパンを作り続けています。

Turkのフライパンは上手にお手入れし続ければ半永久的に使える鉄製なのですが、この会社で作られているフライパンはなんと2種類あるんです。

Turkのフライパンには2種類ある!


鉄の塊を何度も叩いて成形する鍛造フライパンはTurkではクラシックフライパンと呼ばれていて、このつなぎ目のない一体型であるが故に見た目も無骨でカッコよく工業製品のフライパンよりとっても丈夫にできています。

シーズニングなどの定期的なお手入れさえしていれば半永久的に使えます。

この鍛造のクラシックフライパンと並行し、戦後の需要に合わせて開発されたのがプレスパン(ロースト用)です。

機械生産によるプレスパンもまた鉄製のフライパン。

ハンドメイドのクラシックパンに比べると多少お値段も控えめ、デザインのバリエーションも豊富であり、浅めのスタンダードな形から深型、ハンドルを短く折り曲げたベントハンドルなどがあります。

なお、プレスパンのハンドルは溶接です。

鍛造のクラシック、プレスパン共に鉄製なので丈夫で熱回りがよく、食材の味をよく引き立ててくれます。

使えば使うほど味が出るTurkのフライパンはキャンプの相棒としても本当におすすめなんです!

おすすめはクラシック!


プレスパンとクラシック、良い鉄製フライパンなのでどちらでも良い相棒となってくれるはず。

きちんとメンテナンスをして大切に使えば、焦げ付きにくくキャンプでの料理後のお手入れはお湯と油とたわしだけで大丈夫。

テフロン加工された家庭用のフライパンや軽量なアルミフライパンでもいいけれど、高熱で調理を続けると加工が剥がれて劣化して買い直しになります。

その点丈夫で半永久的に使えるというのは、少々面倒くさくても鉄製フライパンの便利なポイントになりますね。

また、キャンプという自然に近い環境の中では、多少タフな使い方をしても大丈夫な鉄製フライパンの方が良いと考える人もいるでしょう。

クラシック、プレスパンどちらもおすすめですが、取っ手の繋ぎ目のないクラシックの方がより丈夫ともいえます。

是非一度、騙されたと思って食べてみて下さい。

Turkのクラシックフライパンで調理したお肉はジュワッとジューシーでとっても美味しいですよ。



Turkのクラシックフライパン 買うならどのサイズ?


1本1本手作りで作られたこだわりのTurkのクラシックフライパンには、18・20・22・24・26・28・32・36cmと8種類あります。

どれが1番ちょうど良いのか迷ってしまいますよね。

そもそもTurkのフライパンは鉄製であるが故に重いんです・・・。

フライパンの重さについて一般的なベストを調べても、やはり男女差であるとか、力や筋力、体格によってもベストな重さって変わるんですよね。

しかもTurkのクラシックフライパンの場合、そもそも鉄製フライパンなので重量はそれなりにあります。

家庭でよく使われるサイズと比べても使い心地があまり変わらず、食材が適度に入り取り回しがしやすいのは24cmか26cmくらいでしょうか。

しかし24cmだと重さが1500gと、ちょっと重たく感じるか。重量級が多いTurkのフライパンの中では、ちょうど真ん中よりになるのですが、実際に使ってみると、その重さがネックに感じる人もいるかも知れません。

特に女性や力のない方だと、振るうことで疲れてしまうと思います。

26cmあればファミキャンやグルキャンの量にも対応できるのですが、さらに重たくなってしまいます。

人数や調理する量によってサイズを選んだり使い分けるのもおすすめですが、重量も考慮して選ぶのが良いと思います。



ロースト用も


Turkのクラシックフライパンがカッコよくて使いこないてみたいと思っても、いざ購入時に値段をみてしまうと、想像以上に高くて躊躇してしまったなんてことありませんか?

僕は、躊躇してしまった1人なんですが、フライパンなのにこんなに高いの?・・・と、勇気をだして購入することができませんでした。

でも、Turkにはロースト用と名前に付いたプライパンもあるんです。ロースト用のプライパンの値段を見てみると、クラシックフライパンよりかなり安い・・・。これなら買えそうだと、多分みなさん思うはず。

ただクラシックフライパンと、なにが違うのかが気になりますよね。

クラシックフライパンは、職人による手作業で作られたフライパン。一枚の鉄の板を叩いて伸ばして成形していきます。

一方ロースト用は、機械によるプレスで作られた、大量生産向けのフライパンなんです。作り方がそもそも違うものなんです。

さらにその他の違いには、取手が別に作られているので、後でフライパン本体に接続しているので、そおの繋ぎ目があること。さらにはクラシックフライパンと見分けがつくように、フライパン本体の表面に溝が掘られていることがあります。

この溝は、機能的につけられたものではなく、ただ見分けるだけで付けられたもののようです。ただ、それが逆にカッコよくも見えるんです。
なので、特に取手の接続部分が気にならなかったり、表面の溝にかっこよさを感じている方なら、ロースト用のプライパンもおすすめです。
何しろ、値段が安い。購入しやすいというのが魅力だと思います。

ちなみにロースト用は16cmと、かなり小さめのサイズもあります。ニトリのスキレットニトスキが一時大人気になりましたが、ニトスキが15cmなので、それとほとんど変わらない大きさです。

ソロキャンプで使うなら目玉焼きと小さめのベーコン、または小さくカットされたフィレステーキがちょうど収まる感じです。あまり大きなフライパンは必要ないと思っているソロキャンパーさんには16cm〜20cmぐらいがおすすめです。




Turkのクラシックフライパンに似たフライパンって知ってる?


Turkのフライパンとよく比較されるのがドイツの「Petromax(ペトロマックス)」のフライパン「シュミーデアイゼン・フライパン」です。

Turkと同じく鉄製の鍛造フライパンなので、どちらが良いとか悪いとか、どっちを選べば良いかとか特になく、正直なところ好きなデザインを選ぶのが良いのではと思われます。

しかしペトロマックスのフライパンには継ぎ目があるので、継ぎ目の有無にこだわるのであればTurkのクラシックフライパンを選ぶと良いでしょう。

またTurkのロースト用のプライパンとは似ているので、あとは好みと値段に相談といったところもあります。



まとめ


自然の中で直火などでちょっとハードに使用しがちなフライパン。

軽量で焦げ付きにくいフライパンも便利なのですが、せっかくのキャンプ、こだわりのキャンプ飯なのだから、調理したままテーブルに置ける様なかっこいい鉄製フライパンを使ってみませんか?

Turkのクラシックフライパンは、鉄の塊を職人が専用の機械で叩いて1つ1つ作り上げた逸品です。

お手入れさえ手を抜かなければ使用時は焦げ付きにくく、使った後もお湯と油とたわしで綺麗になります。

鉄ならではの熱の通し方で、お肉も野菜もお魚もジューシーに焼き上げてくれます。

Turkのクラシックフライパンは丈夫さや機能性、デザイン面においてキャンパーにも愛用者が大勢います。

料理好きも憧れる、半永久的相棒にもなり得る商品なんです。

是非使ってみてください!